◆立秋も過ぎたが、日本の夏はまだ終わりそうもない。夏の感染症として手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱などが広く知られているが、厚生労働省は近年増加傾向にあるRSウイルス感染症や新型コロナウイルス感染症もまだ注意が必要と呼びかける
◆世界では様相が大きく違う。外務省は14日、WHOの緊急委員会が開催され、コンゴ等でのエムポックス(旧サル痘)感染拡大はアフリカ大陸外にまで広がる可能性があり、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と助言し、WHOのテドロス事務局長がPHEICを宣言したと情報提供した
◆16日には、中東紛争地のガザ地区で25年ぶりにポリオ感染が確認されたことを受け、国連のグテーレス事務総長がワクチン接種実現に向けて即時停戦を要求した
◆いかに有効なワクチンや治療薬を開発しても必要とされる人に届かなければ無意味である。感染症は世界に悪影響を及ぼす。全世界で命を救う積極的な取り組みが今、急ぎ必要となっている。
世界中で感染症が拡大
2024年08月21日 (水)
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