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◆インテージが公表した「2024年売れたものランキング」によると、1位は前年比153％の「靴クリーナー」だった。特にスニーカー用のシートタイプが暑さの厳しい6～9月に“爆売れ”し、前年同月の2倍近くに迫るほどだったという
◆23年に1位だった「強心剤」（118％）は24年も5位で上位。背景には堅調なインバウンド需要があり、リップクリーム（116％）など訪日客の支持もプラスされ、販売金額を伸ばしている
◆一方、販売苦戦ランキングは1位が検査薬（52％）、2位がマスク（75％）、3位がオートミール（79％）と、いずれもコロナ禍に販売金額を伸ばしたものがランクインした。ただ、これらはコロナ前の19年と比べると販売金額は大きく上回っていた
◆その年に起きた出来事と売れたものが結びついているケースは比較的多いように思う。売れたもののランキングがその年を表しているとも言えるのではないか。果たして来年はどのようなものが売れるのか。ランキングに今後も注目していきたい。