日立ハイテクはこのほど、1日に保険適用が開始された造血器腫瘍(血液がん)遺伝子パネル検査「ヘムサイト」に対応する新たなエキスパートパネル支援サービス「Panelsync(パネルシンク)」の提供を開始した。
同支援サービスは、がんゲノム医療中核拠点病院・連携病院間や担当医師や専門家など関係者間の情報共有、必要な情報収集やレポートの作成によって、エキスパートパネルにおける業務負担の軽減や効率化に貢献する、同社独自のサービス。固形がんの遺伝子パネル検査に対応するサービスとして2020年に提供を開始し、これまでがんゲノム医療を支援してきている。
パネルシンクは、これまで提供してきたエキスパートパネル支援サービスの対応領域を、血液がん検査パネル検査にも拡張するもの。パネルシンクの提供により、がんゲノム医療現場における診断精度の向上や迅速な治療方針の決定を支援し、患者一人ひとりに寄り添った医療提供のサポートおよび世界の人々のQOL向上に取り組んでいく。