大幸薬品の柴田高社長は13日、2025年12月期第2四半期決算説明会で今後の事業戦略について言及。「今期は引き続き医薬品事業を中心に収益基盤を構築し、その中でも正露丸の供給強化を最優先に取り組む」と語った。セイロガン糖衣Aを中心に医薬品事業のプロモーションを強化し、シェア拡大を目指す考え。
柴田氏は、正露丸の供給課題への対応として、1月に立ち上げた供給量増加プロジェクトについて、▽生産能力の向上▽吹田工場の強靱化▽生産設備の移設・更新――を進めていることを説明。「来春以降は約30%の供給量増加を見込む」と見通した。
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