医療機器・医療用消耗材料を手がけるアルケアは10月5日午前9時から正午まで、医療現場で働く医療従事者と企業が語り合い、現場での課題や想いを共有しながら、より良い医療・ケアの実現に向けて共に考える、双方向型の対話の場「ナースとも Cafe」をオンライン開催(Zoom)するが、10月1日正午まで参加者を募集している。参加費は無料。
今回は、「拘束低減について考える」をテーマに、患者の尊厳などの課題がある「身体拘束」に関わる医療従事者と日々の想いなどを語り合ってもらう。
2024年度診療報酬改定では、医療機関において組織的に身体的拘束を最小化する体制の整備が求められ、対応が不十分な場合は入院基本料の所定点数から1日あたり40点の減算が適用される新たな制度が導入された。
現場では、診療報酬改定以前から、患者の尊厳を守るために拘束を最小化しようと模索されていたが、この改定も相まって、医療機関としての組織的な取り組みが求められている。
同社は2019年から、学会セミナーや勉強会の場で、医療現場で看護師が抱えるジレンマに対し、身体拘束の低減を目指した学びの機会や情報提供などを拘束低減活動として行っている。
今回のイベントは、看護管理者(部長、副部長、師長等)、認知症看護認定看護師、老年看護専門看護師、医療安全・身体的拘束対策チームメンバー、その他テーマに高い関心を持つ看護師などが対象となっている。
事前申込制で、申し込みフォームは(https://alcare.svy.ooo/ng/answers/tomocafe20251005/)
なお同社は今月18日、「拘束低減活動サイト」を公開している.同サイトでは、医療・福祉の現場で働く医療従事者と企業が語り合い、現場での課題や想いを共有しながら、より良い医療・ケアの実現に向けて共に考える、双方向型の対話の場「ナースとも Cafe」等のイベントの案内や勉強会・学会セミナーなどの情報をタイムリーに発信していく。
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