データプロバイダーのリビューは、今年1月から6月の期間における全国の薬局開業動向を独自に調査・分析した最新レポートを公開した。それによると、半年間で新たに開業した薬局は全国で1254件に上った。年度初頭から春にかけ、医療モール併設や再開発エリアを中心に新規開業が進み、都市部では電子処方箋やオンライン服薬指導などDX対応型の薬局が増加傾向にある。一方、郊外や地方エリアでは、高齢化の進行や在宅医療の需要拡大を背景に、訪問薬剤管理・地域密着型の薬局の開業が続いており、地域包括ケアシステムの一翼を担う薬局が各地で存在感を高めているとした。
同レポートによると、1~6月における薬局の開業件数を都道府県別に集計したところ、1位は163件の東京都だった。以下、大阪府(118件)、愛知県(94件)、神奈川県(92件)、埼玉県(74件)の順となった。これらの都府県の共通点として、「人口集中と医療機関の多さを背景に、医療連携・DX化に対応した新しい薬局モデルの開業が進んでいる」と分析した。
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