サワイグループホールディングス専務執行役員の木村元彦氏(沢井製薬社長)は14日の中間決算説明会で、特許関連訴訟が業績に影響する事例が続く中、「他社より先んじて後発品を出す方針は変わらない」とした上で、東レの「レミッチOD錠」の後発品をめぐる知財訴訟で約142億円の賠償金支払い命令を受けた判決(上告中)に触れ「プロパテント寄りの逆風もある。慎重なアセスメントは必要」と話した。
木村氏は、「知財戦略は従来方針を維持する」と強調する一方、業績に影響する知財訴訟が続いていることについて「こうした事例は社内でのディスカッションや情報共有の機会になっている」と述べた。
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