堀場製作所は24日、グルコース分析装置「Yumizen(ユミゼン)Antsense(アントセンス) C60」を発売した。2013年以来、全国の医療機関で採用されている「アントセンス デュオ」の後継機で、従来からの優位性である高精度測定とコンパクト設計を維持しつつ、医療現場のニーズを反映した機能を拡充することで、ユーザビリティを大幅に向上させている。
同製品は、病院の検査室で使用されている大型のグルコース専用測定装置と同じ測定原理(GOD・過酸化水素電極法)を採用し、高精度測定を可能にすると共に、独自の設計技術により、設置しやすいコンパクトなサイズが実現している。また、10~999 mg/dLという幅広いレンジに対応し、極端な高値・低値が疑われる場合にも確実な測定を行うことができる。さらに、同時再現性においては、ばらつきを4%未満に抑え、高度な安定性を有している。
医療現場の業務効率化を追求した機能拡充が行われている。操作性の最適化を図り、患者IDを読み取る有線バーコードリーダーや外付けテンキーに対応している。さらに、測定・校正などのエラー情報や、消耗品交換・設定変更時の操作履歴を一覧で把握できるイベントログ機能を搭載し、コールセンターへサポート依頼した際のスムーズな問題解決ならびに、ダウンタイムの削減、保守作業の効率化が図れる。
管理業務支援の面からは、電子カルテ連携ソフト「GATELINK」と併用することで、測定結果を電子カルテへ自動で送信し、データ入力作業の工数低減が図れる。
さらに、同社の医用機器を対象とした総合保守サービス支援システム「HORIBA MEDISIDE LINKAGE next」との連携も予定している。これにより、同製品から取得した測定データの月次集計を行い、医療法改正で提出が義務付けられている測定標準作業書などの帳票を自動で作成することが可能となり、データ管理の負担軽減や入力ミスの低減が実現している。


















