アステラス製薬は、抗体薬物複合体(ADC)で膀胱癌治療薬「パドセブ」による筋層浸潤性膀胱癌(MIBC)における膀胱温存療法の開発を本格化させる。MIBCの標準療法は膀胱全摘除術だが、同社によると約3割が全摘除術が不適応または摘除を望まないケース。そこで同剤により、全摘除術を遅らせたり、または回避し膀胱を温存できるニーズに応えたい考えだ。2026年度前半の第III相試験開始を目指す。
同剤は、同社がグローバル展開する重点戦略品。根治切除が不能な転移性尿路上皮癌の一次治療薬として世界的に急成長している治療薬だ。また、MIBCの適応追加の開発を日米欧など進めている(シスプラチン不適応の適応では昨年11月に米国承認)。同社は「これまでMIBCを対象とした臨床試験で一貫して極めて良好なデータが得られたことに基づきパドセブの膀胱温存療法における開発を新たに開始した」と説明している。
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