【新製品】オーラルケアタブレットに「ほんのりバナナ味」を発売 ビーンスターク・スノー

2010年11月17日 (水)
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「ビーンスタークハキラほんのりバナナ味」

 ビーンスターク・スノーは、オーラルケアタブレット「ビーンスタークハキラ」シリーズの新アイテムとして、今月から「ビーンスタークハキラほんのりバナナ味」(口中清涼菓子)を新発売した。既存のオレンジ味、リンゴ味、ブルーベリー味に、新たなバナナ味を加えた四つのフレーバーが揃い、同社では「乳幼児期における親子のオーラルケアをサポートする食品として、さらなる販売拡大を図っていきたい」とする。

 文部科学省の2009年度学校保健統計調査では、子どもの虫歯は幼稚園から高等学校まで、いずれの段階においても被患率が高く、特に幼稚園では46・5%、小学校では61・8%の子どもが虫歯を持っていることが報告されている。

 虫歯の主な原因菌とされるミュータンス菌は、子どもが1歳半頃から2歳半頃の時期に、大人からの感染によって口中に棲みつくとされており、この時期にミュータンス菌の感染を防ぐことが求められている。このミュータンス菌に着目したのが、「ビーンスタークハキラ」シリーズで、発売5周年を迎えて好調に推移している。

 「ビーンスタークハキラ」は、オーバルゲンDC(卵黄粉末)を配合したタブレット状の食品。ミュータンス菌は糖分をエサにして、ネバネバ(グルカン)や酸(主に乳酸)を出し、グルカンが集まるとプラーク(歯垢)となる。オーバルゲンDCはミュータンス菌にくっつき、グルカンを作れなくするので、プラークが生成されにくくなり、口中のミュータンス菌が減っていく。

 タブレットを噛んだり、なめたりすることで、オーバルゲンDCが唾液に混じり、歯の表面や歯間など口中の隅々まで行き渡る。キシリトール配合で、砂糖は不使用。おやつや食後、歯磨き後、就寝前などに1回1~3粒の摂取が目安。対象月齢は1歳半頃からで、大人もおいしく食べられる。税別希望小売価格は45粒入り450円。



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