
大正製薬は、水虫薬「ダマリングランデアイススプレー」を発売した。殺真菌成分“テルビナフィン塩酸塩”に、かゆみを止める成分など3成分を配合したアイススプレータイプの水虫薬。
ダマリングランデアイススプレーは、1日1回型の水虫治療薬。手を汚さずに使用でき、氷の泡を直接患部に噴射するアイステクノロジー(同社開発の氷形成エアゾール技術)によって、患部を瞬時に冷却するのが特徴。
テルビナフィン塩酸塩が水虫菌(白癬菌)の細胞膜の合成経路を初期段階で阻害し、リドカインが患部のかゆみや痛みなどの不快な症状を鎮める。また、グリチルレチン酸が皮膚の炎症を改善し、L‐メントールが患部に清涼感を与える。
税込み希望小売価格は60g2730円。初年度目標額は1億円。
ダマリングランデシリーズにはこれまで、「クリーム」「液」「スプレー」「パウダースプレー」がラインナップされているが、新たに「アイススプレー」を加えることで5剤形となり、ニーズに合わせた選択肢が広がった。