社会保険診療報酬支払基金は、レセプト審査で保険償還を原則認める医薬品の適応外使用に14件を新規選定した。薬剤と適応の組み合わせは「審査情報提供事例」としてホームページで周知する。
支払基金が審査で認めるのは、1980年に旧厚生省の保険局長が発出した“昭和55年通知”が根拠になる。同通知では、再審査期間が終了した医薬品について、薬事承認と異なる効能・効果、用法・用量であっても、薬理作用に基づいて処方していれば画一的に査定しない特例ルールを定めている。
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