【新製品】実測式で約60秒の検温時間‐使いやすい婦人体温計を発売 興和

2014年09月26日 (金)
エル・ラボレディス体温計

 興和は、測定時間を同社従来品に比べ約50%短縮し、初めて実測式検温60秒(平均)で基礎体温を正確に測定できる婦人体温計「(L.labo)エル・ラボレディス体温計」を新発売した。実測式の正確さと使いやすさの両立を実現した商品で、基礎体温の微妙な変化を正確にキャッチできるものとして、話題を集めている。

 婦人体温計の測定方式は、実測式と予測式の大きく2種類がある。予測式は測定値が平衡温度になる前に体温を推定するのに対し、実測式は測定値が平衡温度になった時の実際の体温を表示するので、気温や個人差の影響を受けにくく、より精度の高い測定に適している。

 同社の調査によると、基礎体温を測定する際に「測定結果の正確さ」を重視する割合が高いにもかかわらず、忙しい朝に測定する時間がなく、予測式を使用している人が約80%もあり、実測式での測定にハードルを感じていた人が多いことが分かった。

 新製品の「エル・ラボレディス体温計」は、口中用の実測式では通常2~5分を要するとされる平衡温度になるまでの測定時間を、独自の技術で平均60秒まで短縮した。また、7回分の測定値が自動記録されるため、測定値の振り返りや、1週間分をまとめて基礎体温表へ記録することも可能。軽量コンパクト設計で、口中で測りやすく、丸洗い可能(防水設計)なので常に清潔に使用できる。

 くわえやすいストッパー付きなので測定時に口中でズレにくく、正確に測りやすい。測定完了時には電子音で知らせてくれ、電池取り替え時期もマーク表示で分かる。バックライト付き、オートパワーオフなども特徴。重量は電池も含め約13g。

 ピンクとブルーの2種類のカラーをラインナップしており、税別希望小売価格は3400円。ドラッグストア、薬局・薬店のほか、量販店などでも展開中。



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