厚生労働省は24日付で、新薬14成分26品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が5成分9品目、注射薬が7成分15品目、外用薬が2成分2品目。6成分に原価計算方式を適用したが、営業利益率に加算が上乗せされたのは、中外製薬の悪性黒色腫治療薬「ゼルボラフ」の20%のみだった。18日の中央社会保険医療協議会総会で了承した。
▽タケキャブ錠10mg、同20mg(武田薬品):ボノプラザンフマル酸塩を有効成分とする新規のプロトンポンプ阻害薬(PPI)
同剤は、胃粘膜壁細胞のプロトンポンプを可逆的、カリウムイオン競合的に阻害し、既存のPPIとは異なる阻害様式で酸分泌抑制作用を持続的に発揮する。
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