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【書籍】生体情報モニタ50年~航跡の回顧と進展性~

2016年05月18日 (水)

ミスター監視装置“久保田博南”が綴る「初号機開発の経緯とこれからの可能性」!

生体情報モニタ50年~航跡の回顧と進展性~

 「現代医療を変えた」ともいわれている生体情報モニタ。

 その生体情報モニタを世界に先駆けて開発したプロジェクトの中心を担っていた著者が、初号機開発が始まってからの50年を自身の半生を織り交ぜながら書き下ろした一冊。

 世界初の生体情報モニタを開発するまでに至った経緯、そして現代に至るまでの進化の過程に加え、今後の開発のヒントとなる生体情報モニタの“これから”についても書かれており、医療業界、医療機器業界に携わる方におすすめです。

目次

1.半世紀ぶり初号機との再会(MBM-40…)
2.日本光電入社のいきさつ
3.素人集団から生まれた初号機(体温も簡単には測れない…)
4.順調な船出の後に荒海が待つ(MBM-50の開発へ…)
5.新しい市場が求めてきた新しい製品(ICUの誕生、セントラルモニタの始まり…)
6.逆境と我慢の時(ICUシリーズ・引き続き血圧が頭痛のタネ…)
7.消去法によって託された重責(会社の問題児をつぶせ…)
8.競争が新しいアイデアを生む(2000から6000へ・ワイヤレス化を売り物に…)
9.マイコンの登場とカラーモニタ(アメリカ市場参入への目論見…)
10.新しい道を拓くために(ICU国際会議での主張…)
11.自己実現の夢に向けて(潮時は実際に存在する…)
12.実業に集中できる時間(多国籍企業のユニークな特質…)
13.パルスオキシメータとの交錯の経緯(発明者は隣のチーフ…)
14.真の血圧に迫る方法はないのか(非観血血圧計へのリベンジ…)
15.世界最小のモニタ実現へ(電極から直接信号を飛ばす夢…)
16.支援事業・コンサルタント事業の推進(学会活動、教育活動、医工連携支援事業…)
17.生体情報モニタの現在地とその進路(モニタは医療を変えたのか…)

著者略歴

久保田 博南(くぼた ひろなみ)

1940年、群馬県太田市生まれ。群馬大学工学部電気工学科卒。
日本光電工業株式会社、コントロンインスツルメンツ株式会社を経て、現在、ケイ・アンド・ケイジャパン株式会社および株式会社GM3の代表取締役。
医工連携推進機構理事、日本医療機器学会誌編集委員、ISO委員、サイエンスライター。


【著者】久保田 博南(16’05)
【判型・頁】四六判・上製・270頁
【定価】2,310円(消費税込み)
ISBN978-4-8408-1349-5 C3047


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