TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

ストック充実に国際連携を‐京都大学・山中教授、iPS細胞の提供体制構築で

2017年11月02日 (木)

 京都大学iPS細胞研究所所長・教授の山中伸弥氏は10月27日、京都市で開かれた薬事規制当局サミットシンポジウムで講演し、再生医療に用いるiPS細胞のストックを今後充実させる上で国際的な連携が必要と訴えた。山中氏は、多くの人に対して免疫拒絶反応を抑えられるHLAホモの細胞からiPS細胞を作製してストックする事業に取り組んでいるが、日本人では発現頻度が低く入手しづらいHLAホモのタイプであっても、欧州では発現頻度が高い場合があるとし、国際連携の構築を求めた。また、各国・地域が連携して規制を整備するよう呼びかけた。

 患者本人の細胞からiPS細胞を作製し、目的の細胞に分化させて移植する“自家移植”では時間と費用がかかり過ぎるため山中氏らは、健康成人の細胞から作製したiPS細胞を事前にストックしておき、必要に応じて患者に移植する“他家移植”のインフラ整備を進めている。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術