【新製品】W処方と三つの技術で効く‐パブロン点鼻クイックJL 大正製薬

2017年11月17日 (金)

 大正製薬は、つらい鼻炎症状にダブル処方と三つの技術で対応する点鼻薬「パブロン点鼻クイックJL」(第2類医薬品)を新発売した。起きてしまった症状を速く抑える血管収縮薬のナファゾリン塩酸塩と、アレルギーを元から抑える抗アレルギー薬のケトチフェンフマル酸塩のダブル処方が、花粉やハウスダスト等による鼻のアレルギー症状を緩和する。

 同品は、ナファゾリン塩酸塩(血管収縮作用)とケトチフェンフマル酸塩(抗アレルギー作用・抗ヒスタミン作用・抗炎症作用)のダブル処方に加えて、[1]鼻粘膜でのジェル化[2]薬剤のマイクロミスト化[3]鼻粘膜pHのコントロール──の三つの技術が特徴。

 噴霧して鼻粘膜に付いた時にジェル化するように設計しているため、液だれしにくく、液だれ特有のイヤな感覚がなく、すっきり使える。

 また、マイクロミスト技術で薬剤が噴霧時に霧状の微細な粒子となり、花粉の付きやすい部分を中心に広がって、鼻の奥まで直接届く。さらに、アルカリ性になった鼻炎時の鼻汁のpHを酸性にすることで、花粉が割れにくいようにコントロールしている。

 成人(15歳以上)および7歳以上の小児は、1回に1度ずつ1日4回(朝・昼・夕方および就寝前)両鼻腔内に噴霧する(1噴霧でケトチフェンとして0.05mg)。連続して2週間を超えて使用せず、再び使用する場合は2週間以上空ける。税別希望小売価格は15mL1380円。



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