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保険財政への影響「限定的」‐根本厚労相、キムリア薬価収載で見解

2019年05月24日 (金)

 根本匠厚生労働相は17日の閣議後会見で、ノバルティスファーマのキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法「キムリア点滴静注」の薬価が約3350万円に設定されたことについて、「対象患者数は220人程度と予測されていることから、医療保険財政への影響は限定的」との考えを示した。ただ、同剤が費用対効果評価などの対象とされていることから、「適切な価格設定を行い、医療保険財政への影響にも配慮したい」とも述べた。

 キムリアの薬価をめぐっては、15日の中央社会保険医療協議会総会で、患者一人ひとりに合わせて製造されていること、既存の治療方法で効果不十分な症例に有用性が示されていることなどを考慮し、患者1人当たり3349万3407円に設定された。米国の約5000万円など、欧米の価格よりは安価であるものの、非常に高額となった。


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