
様々なイベントで「虫ケアステーション」を出展(写真は日比谷公園での風景)
アース製薬は6月4日を「虫ケア用品の日」として制定し、日本記念日協会から昨年10月に登録認定されたことから、先月から虫ケア啓発イベントなどを通じて感染症リスクの啓発、薬剤の正しい理解・普及を促進するための活動に注力している。同社では害虫が活発化するこれからの季節に向け、様々なアウトドアイベントの会場内やスポーツ競技の会場内に、蚊などの忌避対策ができるスペース「虫ケアステーション」を展開し、感染症予防や虫ケア用品の啓発活動を推進していくという。
同社は2017年10月に、これまで「殺虫剤」と呼ばれていた商品群を、独自に「虫ケア用品」と呼称変更を行った。これは“殺”という文字が人体に有害、使うのが怖いといったネガティブなイメージを与え、使用をためらう人が一定の割合で存在すること。また、同社の人体用虫よけ剤「サラテクト」や空間用吊り下げ虫よけ剤「アース虫よけネットEX」などのように、殺虫を目的としない商品群が市場の約3割ほどあるためで、「虫を殺すというより、『人を守る』との想いから呼称変更を啓蒙している」(同社)とする。
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