
佐藤誠一理事長
一般用医薬品の適正使用を推進するための啓発や調査研究への助成などを主な事業とする一般用医薬品セルフメディケーション振興財団は、2019年度の調査・研究助成および啓発事業等助成の対象者を決定した。今年度の助成応募件数は59件で、厳正な審査の結果、調査・研究助成17件、啓発事業等助成3件の合計20テーマが選ばれた。
4日に都内で第14回のセルフメディケーションシンポジウムで表彰が行われ、あいさつした同財団の佐藤誠一理事長(佐藤製薬社長)は、「薬系だけでなく、医系や看護学など幅広い分野から応募をいただいている。14年間で延べ240件を超えた」と説明。「一部の助成研究は、3年前から学会誌にも投稿し、これまでに4件が掲載されている。今後も多くの応募を寄せていただけるよう、一層の充実を図っていく」とした。
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