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新型インフルエンザへの対策は

2008年11月14日 (金)

◆インフルエンザが流行し始める時期だが、心配されるのはこの季節性インフルエンザより新型インフルエンザが流行するかどうかだろう。厚生労働省はタミフルなどの治療薬備蓄を新型インフルエンザ対策の重要な柱として位置づけ、都道府県と協力して,国民当たり23%分から,英、仏並みの45%分程度にまで増やす方針だ
◆しかし、先月開かれた厚労省と全国知事会との会議では、厚労省に費用負担を求められた知事会側から「地方の財政負担が増える」など不満の声が相次いだ
◆9月下旬に行われた新型インフルエンザ専門家会議では、流行時の身近な対策として、一般家庭などで病原体の侵入をより遮断できる不織布タイプの「マスク」を1人当たり20025枚を目安に備蓄することが推奨された。薬局などで市販されており、9割以上がこのタイプだという
◆新型インフルエンザ対策というと、治療薬やワクチンの備蓄などに注目が集まりがちだが、マスク着用など発生時の行動について,一人ひとりの意識をどう高めるかという視点も必要になる。



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