薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は1月28日、ノバルティスファーマの免疫抑制剤「ネオーラル」(一般名:シクロスポリン)など6件の一部変更承認について報告を受けた。一方、審議品目に上がっていた、バイエル薬品の2型糖尿病を合併する慢性腎臓病治療剤「ケレンディア錠」(フィネレノン)の製造販売承認に関しては継続審議となった。
報告品目
▽ネオーラル10mgカプセル、同25mg、同50mg、内用液10%(ノバルティスファーマ)、シクロスポリンカプセル10mg「TC」、同カプセル25mg、同カプセル50mg(東洋カプセル)、シクロスポリンカプセル10mg「日医工」、同カプセル25mg、同カプセル50mg(日医工)、シクロスポリンカプセル10mg「ファイザー」、同カプセル25mg、同カプセル50mg(マイラン製薬)、シクロスポリンカプセル10mg「BMD」、同カプセル25mg、同カプセル50mg(ビオメディクス)、シクロスポリンカプセル10mg「トーワ」、同カプセル25mg、同カプセル50mg(東和薬品)、エンドキサン錠50mg(塩野義製薬):ネオーラルなど6品目は有効成分のシクロスポリン、エンドキサンはシクロホスファミド水和物を含有する。ひろさきLIの再生医療等製品「サクラシー」との併用で、新たに、細胞移植に伴う免疫反応の抑制を効能・効果に追加した。
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