AI創薬からデザインされた新規化合物と疾患に関連する蛋白質の相互作用を国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」で実験し、新たな医薬品候補物質を作るプロジェクトが国内企業によって行われる。将来的には、宇宙実験から得られた蛋白質構造データと、AIによる化合物デザインを生かした創薬研究支援サービスの実現を目指す。実現すれば世界初のサービスとなる。
インテージHC、スペースBD
AI創薬の研究支援サービスを協力会社と提供してきたインテージヘルスケアと、「きぼう」の民間パートナーで日本の宇宙ビジネスを支援するスペースBDが連携して行う共同研究。両社は7日、2022年中の実験サンプル打ち上げと宇宙実験を経て、地上回収の後、X線結晶構造解析とAIによる化合物の最適化計算を予定していることを発表した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。