OTC医薬品の情報をまとめた医療従事者向けの小冊子「クスリ早見帖」の機能拡充を目指した取り組みが進んでいる。お薬手帳に貼付するOTC医薬品のシールを薬局等のプリンタで容易に印刷できる仕組みを構築する計画だ。非営利事業として同冊子を無料配布するプラメドプラス(本社京都市)の社長で医師の平憲二氏は「医療従事者がお薬手帳を見て、どのOTC医薬品を服用しているのかをすぐに把握できれば、副作用等に対応しやすくなる」と話す。
クスリ早見帖は、OTC医薬品のパッケージやシートの写真、有効成分、添加物、効能・効果、剤形、用法・用量などの情報を掲載した小冊子。医師ら医療従事者が現場で小冊子を患者に見せて服用するOTC医薬品を確認したり、有効成分を把握したりして症状の原因推定などに役立ててもらう目的で、2014年に事業を立ち上げた。
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