東和薬品は、医療用医薬品について需要の高い包装単位に集約して出荷する取り組みを推進している。需要の少ない包装単位の出荷を一時停止し、包装単位を絞り込むことで生産効率を高め、安定供給を確保するのが狙い。今年度から定期的に実施し、一部包装集約した製品は158品目に上る(本紙集計)。同社は「安定供給が万全になるまでは一定年度続ける」とし、医療施設には供給継続包装品への切り替えを呼びかけている。
同社によると、取り扱い製品の約3割に上る限定出荷品を減らす取り組みをしているが、生産効率を高める上で、多くの包装単位を作る包装工程がネックになっていたという。
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