厚生労働省健康局の2023年度予算案は、前年度比2億円減の4558億円を計上した。新型コロナウイルス感染症治療薬の開発を引き続き支援するほか、HPVワクチンに関する相談支援体制の強化・充実に向けた取り組みとして、新たに1億4000万円を計上した。
新型コロナウイルス感染症対策として、有望な治療薬開発を重点的に支援する事業に22年度補正予算の58億円の内数などを充てる。コロナワクチン接種に必要な体制の確保などにも22年度補正予算の1兆2276億円などを充て、ワクチン確保、自治体における接種会場の運営、注射針の配送などを行い、引き続き国民に接種を実施する。
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