小野薬品、塩野義製薬、田辺三菱製薬とスズケングループのエス・ディ・コラボは16日、医療用医薬品の国内物流について、全国のエリアを対象に共同輸送を始めたと発表した。GDPガイドラインに基づき厳格な品質管理をしながら、エス・ディ・コラボが認定したトラックを共用することで、物流コストの圧縮、CO2の排出削減、不足するトラックとドライバーを確保し、安定供給を図る。3社以外の製薬企業の参画も視野にあるとしている。
共同輸送は、各社工場から出荷された医療用薬を共用のトラックで認定されたメディカルターミナル(室温品、保冷品)に輸送・保管し、共用のトラックで医薬品卸に運ぶ。4社で共同策定したGDP管理基準に基づき品質管理を行い、出荷状態を維持しながら輸送する。
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