◆全国で梅雨が明け、厳しい猛暑が連日続いている。天候の安定した時期に入り、新型コロナウイルス感染症の「5類」移行後初めての夏休みを迎えたが、各地では海水浴やお祭りなどで賑わう話題が聞こえてくる
◆インテージの調査では、今年の夏休みに使う予算は昨年に比べ平均約1万円多いとの結果で、インフレに伴う物価高はあるものの、久しぶりに開放された夏休みを楽しもうとの気分が広がっているようだ
◆しかし、コロナウイルスが消えたわけではない。定点当たりの報告数は増加傾向にあり、最大人口を抱える東京でも感染者の推計が1万人を突破し、高止まりが続いている状況だ。夏休み前には全国各地の学校で学級閉鎖などが相次いだ
◆観光や帰省で人の流れが増える8月に感染のピークが来ることは想定されていたが、昨年に比べて警戒心が薄れているのは確か。感染拡大は予断を許さないが、こういう時こそ薬局で検査キットや解熱鎮痛剤を購入して、万が一の事態に備えるよう国民への啓発を一層強めたい。
5類移行後初めての夏休み
2023年08月04日 (金)
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