18~20日まで東京有明の東京ビッグサイトで開かれた第23回JAPANドラッグストアショーでは、初めて「フェムケアゾーン」が設置された。同ショーフェムケアゾーン分科会リーダーの米原まき氏(エバグリーン廣甚代表取締役社長)は18日、フェムケアゾーンの趣旨や今後への期待などを説明し、フェムケアに関しては「まだ開拓すべき市場が多い」と訴えた。フェムケア市場の今後の拡大が予想される中、ドラッグストアの店頭として活性化していくことの重要性も強調した。
米原氏によると、今回のショーで初めて設置されたフェムケアゾーンには30社の企業が出展した。フェムケアに特化した理由について、「ドラッグストア側においても、まだフェムケアの需要の創造ができていないという現状があるが、物販だけでもフェムケア市場は約700億円の売上がある。年々需要は右肩上がりで、店頭での売上も伸びているということが実体験としてある」とした上で、「今後、フェムケアはさらに伸びていく市場であると実感しており、フェムケアに関してドラッグストアがもっと提案、展開し、お客様に提供していかなければならないと思う」との考えを示した。
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