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【医薬品市販後の安全情報管理最前線】RxLogix

2023年09月13日 (水)

拡張性ある監視が可能に‐AIでデータを自動解析

 RxLogixは、革新的なソフトウェアと専門家によるコンサルティングサービスを専門とする製薬企業向けのファーマコビジランス(PV)ソリューション会社である。2010年に設立され、米フロリダ州マイアミに本社を置き、インド、英国、ドイツ、日本を含む世界中に拠点を構え、医薬品安全性全体のコンプライアンス順守、生産性、品質の向上を支援するために、PV・リスク管理の専門家とそれに協力するビジネスとテクノロジーのイノベーターからなる経験豊富なチームで構成されている。

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 同社は機械学習やAI、ベストプラクティス方法論的アプローチなど最新の技術革新を取り入れ、世界的なPVのニーズに対応し、その評価の高さから世界中の規制当局、大企業から中小企業まで多様な顧客基盤を持つ。米国食品医薬品局(FDA)は、従来のFAERSシグナルシステムに代わって、同社のPV監視スイートプラットフォームを選択し、欧州当局もPV Signalを評価し、従来のシグナル検出ソフトウェアを代替することを選択した。

 「RxLogix PV SaaSプラットフォーム」は、症例管理と医薬品安全性評価のエンドツーエンドの次世代安全性ソリューションで、自動化技術により拡張性を持った監視が可能となっている。 また、最新の機能を利用できるクラウドサービスとなっている。

 その中の一つである「RxLogix PV Case Management(PVCM)」のコグニティブAIテクノロジーを使用すると、組織はエンドツーエンドの症例管理プロセスを大幅に自動化・合理化し、効率性と生産性を大幅に向上させ、運用コストを大幅に削減できる。AIの学習により過去の膨大なデータからパターンを確立し、新たな安全性情報に対しても適用する。それによりテキストと画像データなどを自動解析し、医薬品との関連が疑われる安全性情報を自動入力、自動翻訳を行っている。

 「RxLogix PV Reports」は、規制で要求されている安全性情報の報告や追加報告などを簡便に行えるユーザーフレンドリーなセルフサービスツール。「スマートチャート」機能はレポートの出力やスケジューリング、直感的な操作による新規のレポートテンプレートやクエリの作成機能、ダッシュボードなど多くの機能を提供する。また、NUPR、J-PSRなど日本固有の報告要件などにも適応しており、国内製薬大手4社に提供し、年間1万件を超えるレポートが作成されている。

 「RxLogix PV Signal」はシグナル検出・管理ソリューションで、FAERS、VAERS、EVDASなどの内部・外部データソース間でデータを比較する機能を備え、単一のユーザーインターフェイスから様々なデータソースにわたるシグナル検出のアルゴリズムを使用し、集計データの定量的シグナル検出を実行する。

 また同社は、日本における迅速な導入とアップグレード、テスト自動化、保守サービス、PV-Clinicalレポートと分析、PV戦略、プロセス設計などのコンサルティングサービスも提供している。

RxLogix(RxLogix PV SaaS プラットフォーム)
https://www.rxlogix.com/



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