大塚ホールティングスは6日、新たに代表取締役COO(最高執行責任者)職を設け、大塚製薬社長の井上眞氏が来年1月1日付で就任すると発表した。両職兼務となる。
井上氏は、医療とニュートラシューティカルの両事業を率いた経験と見識が期待されての昇格となった。来年からの第4次中期経営計画の実施に当たり、樋口達夫代表取締役社長兼CEOと連携して経営を行う。
異動理由について同社は「大きく変化する事業環境の中、経営体制の強化と充実を図り、2024年から開始する第4次中期経営計画を推進し、独自のトータルヘルスケア企業としてさらなる価値を世の中に提供するため」と説明している。
井上氏は、1958年8月生まれの65歳。