小林製薬は1月17日、大阪市内で卸、ドラッグストアなど流通関係者を招き、2024年春の新製品内覧会を開催した。長引く咳を治療する漢方薬「ゴホナース」、お尻のブツブツを直す「ヒプキュア」、プッシュタイプの咳・痰改善薬「ダスモックSP」、疲労感を軽減する機能性表示食品「梅丹梅肉エキス」、消臭元ブランドから10大悪臭に効く「消臭元ZERO」など新商品を中心に紹介した。3~4月にかけて医薬品、食品、オーラルケア、芳香・消臭剤、ウエルネスケアなど計18品目を全国で発売し、初年度売上高37億円を目指す。
「ゴホナース」(第2類医薬品、18錠入り、税別メーカー希望小売価格900円)の主成分は麻杏甘石湯エキスで、気管の奧の炎症を鎮め、過敏な気管を正常化し、咳を抑える。長引く咳に対して市販薬で対処する人は少なく、同品の発売により、咳止め薬市場での新規顧客の獲得と売上拡大を目指す。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。