米IQVIAがまとめた世界医薬品支出予測レポートによると、2024年から28年の5年間で世界市場の年平均成長率(CAGR)6~9%に対し、日本はマイナス2~プラス1%の横ばいと見込んだ。その理由を「毎年改定によりイノベーションが相殺される」と指摘した。世界市場成長に貢献する薬効領域に肥満症が挙がっており、肥満症の今後5年のCAGRは24~27%と非常に高い伸びになると予測し、この間の支出は500億ドル増加すると見通した。
世界市場は、新型コロナウイルスワクチン・治療薬含む定価水準で28年までCAGR5~8%、28年時点の支出は2兆3000億ドルと予測。新型コロナウイルスワクチン・治療薬含まない場合はCAGR6~9%で、2兆2250億~2兆2550億ドルと予測した。
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