◆日本衛生材料工業連合会(日衛連)は、いくつかの製品について、標準化・規格化に関する活動を進めている。マスクの国際標準化もその一つ。傘下の全国マスク工業会では、国際標準化に向けた活動も始めている
◆2021年7月から医療用マスク、一般用マスクのJIST9001適合審査を行ってきたが、昨年末までに発行したJIS適合番号の総数は約2400商品を数える。このうち、一般用の不織布マスクを対象にJIST9001をベースとした国際標準化に着手した
◆機能評価法と性能として提案し、日衛連技術委員会が主に審議に対応している。JIS規格の一般用マスクは世界共通のものがなく、日本提案のものが進んでいくと「日本企業が有するJIS適合マスクの国際競争力が上がり、貿易上の利点も出てくる」との期待も高い
◆かつて深刻なマスク不足を招いたのが今や嘘のような状況であるが、今後も不適切な表現や品質表示のない粗悪なマスクを消費者が手に取ることのないように、日衛連の取り組みに期待したい。
マスクの国際標準化
2024年02月07日 (水)
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