
新薬剤師養成問題懇談会(6者懇)が5日に開かれ、薬剤師の臨床能力向上に向け、卒前・卒後の一貫した研修をめぐって卒後臨床研修の検討が進められる中、卒後研修期間が1年間必要との考えについて、構成員から卒前教育の充実を求める声が相次ぎ、大学側からは負担増加を懸念する意見が出た。
卒後臨床研修のあり方に関しては、日本病院薬剤師会がガイドライン作成に向け、2021年度から今年度まで調査検討事業を進めている。21年度の事業報告書では、患者が経験する一連の過程である急性期医療、慢性期医療に関する薬剤師の役割を一通り体験する必要があるとし、「最低でも1年間の研修期間が望ましい」としている。
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