◆7月から新紙幣が発行される。新しい偉人の顔に慣れるまで時間がかかるだろうが、現行の紙幣と同様に親しみが湧いてくるのだと思う。紙幣に限らず、世界的なインフレや円安の進行などもあり、近年はカネに関する話題が多いと感じる
◆最近では政治家の裏金問題、春闘におけるベア要求がニュースを賑わせている。成長分野であるバイオ医薬品産業も例外ではなく、同分野におけるベンチャーの投資額は米国が約6兆円で日本の220倍、ライフサイエンス研究者の平均年収も倍となる高額で、優秀な人材を世界から吸い寄せている
◆製薬に限らず、バイオ産業でも日本の給与水準は世界の後塵を拝しており、ドラッグロス・ラグ問題の原因の一つと指摘されている。問題解消には、バイオ分野の待遇にもフォーカスが必要だ
◆議論が活発化し始めた今こそ、創薬に通じた優秀な人材を集めるため、バイオ産業に資金が集まる仕組みを構築すべき時期が来ている。患者が新薬に辿り着けない状況をこれ以上、生み出してはならない。
バイオ産業に資金集まる仕組みを
2024年02月14日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
新薬・新製品情報
人事・組織
企画
寄稿