協和キリンは今年から、研究開発投資を強化する。2024年には研究開発に1000億円を投じる。16%程度だった研究開発費比率を20%以上に引き上げ、次期国際戦略品候補でアトピー性皮膚炎治療薬として第III相試験を実施中の「KHK4083」、英オーチャード買収による細胞遺伝子治療候補などに投資し、中期的な成長を図る。
同社は、複数の後期開発品が開発中止、国際戦略品の一つパーキンソン病治療薬「ノウリアスト」(海外名「ノウリアンズ」)も欧州不承認となったことから、将来の成長を見据えて研究開発投資の強化が必要と判断した。
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