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調剤報酬体系は「モノから人」へ

2024年03月18日 (月)

◆春の光も穏やかに、全てのものが伸びようとする今日――。五十数年前の小学校卒業式における卒業生の最初の言葉の一節である
◆今年は暖冬で寒暖差が激しかったが、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、春一番が吹き荒れ、やっと春らしさが漂い始め、桜の固かった芽が柔らかくなっている。春本番はもうすぐだ
◆春、4月と言えば、通常は2年に1回診療報酬改定が行われるが、今年からは様相が異なり、4月に新薬価、6月に新診療報酬が適用される変則的な日程となる。2025年に向け、調剤報酬体系は「モノから人」へと組み換えられてきた。前回改定では「地域支援体制加算」が導入された。基準調剤加算が改変され、かかりつけ薬剤師機能を発揮し、地域医療に貢献する薬局の体制等を評価する体系とされた
◆実際に薬局での明細を見ると気になるのが「地域支援体制」という言葉だ。自身がその地域に住んでいない場合に加算されるのは納得いかない部分がある。薬局には言葉通りの運用・経営をお願いしたい。



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