オーガナイザー
大寺恵子(東邦大薬)
竹平理恵子(北里大薬)
薬学教育モデル・コア・カリキュラム2022年度改訂版では、薬学研究は、科学的な探究を通して、薬学や医療の発展に貢献する研究に必要な課題発見能力・問題解決能力を身に付けることなどが学修目標として掲げられている。この学修目標に到達するために、これから多くの先生方が創意工夫を重ねながら卒業研究を進めていくのではないだろうか。
本シンポジウムでは、薬系大学に所属し、研究分野の異なる先生方に、卒業研究において学生とどのように接し、どのような取り組みを行っているかについて紹介していただく。さらに、卒業研究開始前の薬学生と卒業研究を経験した薬局薬剤師を対象とした卒業研究の捉え方に関する意識調査結果を紹介していただく。総合討論では、新改訂コアカリ導入に当たり、より良い卒業研究とは何かについて議論したい。
(大寺恵子)