◆来年4月に国立国際医療研究センターと国立感染症研究所を統合した「国立健康危機管理研究機構」(JIHS:ジース)が創設される。世界トップレベルの感染症対策を牽引する感染症総合サイエンスセンターを目指すとしている
◆臨床研究・開発の人材育成として国立看護大学校の有効的な活用策を検討するようだ。パンデミック時に国立病院機構(NHO)等の病院を束ねた多施設共同臨床試験の実施を担える「リサーチ・ナース」の養成方策を考えるという
◆看護師数は約122万人に上り、医療・介護、研究へと勢力を増している。分散型臨床試験(DCT)では訪問看護の活用が始まり、診療看護師や訪問看護ステーションへの薬剤配置などに広がる可能性もある
◆それに比べて32万人に上る薬剤師を活用していく機運は低い。他職種の職能拡大のみならず、AI、チャットGPTなど技術革新に防戦一方にも見える。研究や医療を支える陰の立役者であるのは間違いないが、薬剤師としての自己主張がもっとあってもいい。
「国立健康危機管理研究機構」創設で薬剤師は
2024年04月15日 (月)
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