主力品特許切れに対応
小野薬品は、米国バイオ医薬品企業のデサイフェラ・ファーマシューティカルズを総額約3763億円で買収する。固形癌領域のパイプラインを拡充し、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」などの今後の主力品特許切れやロイヤリティ収入減に伴う収益減への対応を図る。合わせて欧米の自販体制を強化する。大型M&Aでグローバルスペシャリティファーマへと成長する戦略を加速させる考えだ。
買収契約は4月29日(日本時間)に締結し、同30日に発表した。買収は2024年度第2四半期に完了予定で、その後は当面100%子会社として運用する予定にしている。
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