厚生科学審議会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会は23日、小児の侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)に対するワクチンについて、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチンを予防接種法に基づく定期接種に位置づける方針を概ね了承した。現行の13価と比べて有効性が非劣性で安全性も問題ないと判断した。
IPDに関する現行の小児向け定期接種では、生後2~7カ月で3回にわたる初回接種を行い、生後12~15カ月の間に追加接種を実施している。2013年から13種類の血清型を対象とした13価ワクチンが使用されている。
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