日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の森信理事は6日、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会に参考人として出席し、濫用の恐れのある医薬品の販売規制方針に対し、怒気を含み強く反論した。購入者の手が届かない場所への商品の陳列、購入者情報の記録や管理を義務化することについて、「検討会取りまとめには、OTC医薬品全体の99%を販売しているドラッグストア業界の意見がほとんど入っていない」と語気を荒げた。
前回の部会に続いて参考人として出席した森氏は、「OTC医薬品は危険ドラッグではなく、使い方を間違って危険となっている。ほとんどの国民が利用して助かっている」とOTC医薬品のリスクが過大評価されていることに強い不満を表明した。
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