
厚生科学審議会感染症部会の危機対応医薬品等に関する小委員会は24日、国が保有する新型コロナウイルス感染症に対する中和抗体薬約162万人分を廃棄する方針を了承した。流行の主流株に対する有効性から抗ウイルス薬の投与が優先されていることなどを踏まえたもので、対象はロナプリーブ、ゼビュディ、エバシェルドの3種類。
コロナ禍では、投与経路や作用機序等が異なるコロナ治療薬が複数開発、薬事承認され、承認後は原則として国が確保した上で、希望する医療機関に配分を行っていた。
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