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◆従業員が心身不調に陥ることの予防や職場環境の改善に向け、ストレスチェックを行う企業は少なくない。働く人の健康管理を専門に受託するドクタートラストはこのほど、第3回職場環境優良法人を発表した
◆同社が提供するストレスチェックサービスは、独自の指標を用いて職場環境の良し悪しを数値化するのが特徴。2023年度に同サービスを実施した全法人を対象に分析を行い、働きやすい職場環境と判定された組織を表彰したが、大手外資系製薬企業が上位に名を連ねる結果となった
◆ストレスが多いと、かぜなどの感染症にかかりやすくなったり、頭痛や腹痛、下痢や便秘、めまい、疲労感、血圧の上昇など身体的反応が起こりやすいとされる。さらに、過食や拒食、多量の飲酒、喫煙など生活習慣の乱れや心の病気を引き起こすことにも
◆近年では企業を成長させるための投資として、従業員の健康管理を経営的な視点で考える企業も増えている。自然環境に加えて、“心の環境”を保護する風潮もぜひ広がってもらいたい。