東和薬品の吉田逸郎社長は12日、大阪本社で開催した決算説明会で自社で現時点で242品目となっている限定出荷品について「来年9月の山形工場第三固形製剤棟の本格生産開始までは、思うように生産が伸びないことから、なかなか解除は難しい」との見通しを示した。
吉田氏は、同社の限定出荷品目数が約1年前の261品目と比較し、20品目程減少するなど、増えていないことを強調。一方、限定出荷品目の販売数量は増え、今年4~9月の実績でも販売数量が約75億錠に対し、生産数量が約68億錠と少なく「需要に生産が対応しきれていない印象」とし、不足分は在庫を販売に充てて対応している現状を語った。
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