京都大学医学部構内のがん免疫総合研究センターに新設された研究施設「ブリストルマイヤーズスクイブ棟」が12日から稼働した。複数拠点に分散していた研究者を集約して、研究の質を高める狙いだ。
同棟は、鉄筋コンクリート造り地上5階・地下1階建て。地下1階に動物実験施設、1階に多目的ホールを設置し、2階から5階を研究・実験室とした。研究所内の往来がしやすくなるよう施設中央にらせん階段を設けた。
同棟の総工費は約90億円で、そのうち55億円を米ブリストルマイヤーズスクイブ(BMS)からの寄付で賄った。
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