ニプロは、医薬品受託製造体制の強化に向け、4月に竣工したニプロファーマ近江工場(滋賀県、写真)で2025年から順次生産を開始する方針だ。同工場の第1期工事として建設したセフェム抗菌薬ダブルバッグ製剤の製造棟で25年3月に生産を始める。
常務取締役の西田健一医薬事業部長が14日に開いた中間決算説明会で明らかにした。第1期工事の投資額は133億円で、うち41億円は国の補助金で賄う見込み。ダブルバッグの生産能力は年800万袋だという。
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