
アムジェン日本法人のスザナ・ムルテイラ社長は13日、6月の就任後初めて都内で記者会見し、製品ラインアップを現在の7製品10適応から2031年には19製品48適応に拡大する方針を明らかにした。癌や希少疾患などのパイプラインの6割がファーストインクラスであり、来年には新規の小細胞肺癌(SCLC)治療薬などの上市を予定していることを明らかにした。来日した米本社グローバル・コマーシャル・オペレーションズ上級副社長のマード・ゴードン氏は「(新薬の)臨床開発には常に日本は入っている」と述べ、海外同時開発を進めていると説明した。
日本法人は20年にスタートした。癌、炎症、ジェネラルメディシン、希少疾患のビジネスユニットで展開し、社員数は700人超、23年売上高は5億8400万ドル。グローバルでの承認薬24のうち、日本では7製品の承認を得ており、42の治験が走っているという。ゴードン氏は「日本は重要なマーケット」と述べた。
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