中央社会保険医療協議会は25日の総会で、中間年改定の年に行う診療報酬改定として「特定薬剤管理指導加算3ロ」を現在の5点から10点に引き上げる見直し案を了承した。10月から始まった長期収載品の選定療養において、患者に対する薬局の説明等にかかる負担を考慮した対応で、来年4月の実施を予定している。
同加算の上乗せ加算は、同日午前に行われた福岡資麿厚生労働相と加藤勝信財務相の大臣折衝でも合意された内容となる。
2024年度診療報酬改定で新設された特定薬剤管理指導加算3ロでは、調剤前に医薬品の選択に関する情報が特に必要な患者に説明・指導を行った場合、5点を算定できる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。